farm villa takuで、宿を出ずに過ごす1日
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「この辺り、何がありますか?」と聞かれると、今でも一瞬言葉に詰まります。観光地らしい観光地は、近くにありません。あるのは牧草地と、防風林と、牛です。
宿を作るとき、それで人が来てくれるのか、正直不安でした。でも今は、何もないことそのものを目当てに来てくれる人がいます。この記事は、farm villa taku で「宿を出ずに過ごす1日」の過ごし方です。
朝:牧草地の光で目覚める
takuの朝は、静かです。日の出とともに牧草地の向こうから光が入って、部屋がゆっくり明るくなっていきます。目覚まし時計よりずっと気持ちのいい起き方です。
キッチンにはウェルカムフードを用意しています。天然酵母の食パン、北海道バター、牛乳、自家製スープ、そしてうちの工房のチーズ。パンをトーストして、モッツァレラをのせて、スープを温めるだけで、朝食は十分です。窓の外では牧草が風で揺れています。
昼:何もしない、をやってみる
正直に言うと、最初の数時間は落ち着かない人が多いです。スマホを見て、何か予定を入れたくなる。でも午後になると、みなさんだいたい同じ場所に落ち着きます。ガラスに囲まれたラウンジで、草原を見ながら本を読むか、何も読まないか。
建物は三角屋根で、床は北海道産のタモ材。電気は太陽光と蓄電池でまかなうオフグリッドです。曇りが続くと電気の残量を気にすることになる。その不便さごと、この土地で暮らす感覚を持ち帰ってほしいと思っています。
夕:火の世話という仕事
日が傾いたら、薪ストーブの出番です。薪をくべて、火を育てる。暮らしの中で「火の世話」だけをする時間は、思ったより長く感じません。夕食はキッチンで自炊でも、牧場のミールキット(オプション)でも。
夜、照明を落とすと、窓の外は本当の暗闇です。晴れていれば、その暗闇の分だけ星が見えます。
1日1組限定の一棟貸しです。最大8名まで泊まれますので、家族や気の合う仲間とどうぞ。空室はこちらから:farm villa taku 空室を確認する